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2017年10月8日日曜日

VALUは投資に値しない

個人が株式会社のようにVAとよばれる擬似株式を発行することができ、売りに出されたVAは自由に売買することができる「VALU」というサービスがあるらしい。

株式の本質から考えるとこのサービス自体を私は疑問に思う。
企業が発行する株式の一部を保有することは

「企業の株式を保有する」=「企業の一部を保有する」

ということに他ならない。

例えば、アメリカのウォルト・ディズニー 社の株式を保有すれば、ミッキーマウスは即、あなたのものになる(ウォーレン・バフェット)。

企業価値が向上すれば、株式の時価総額も増加する。

しかしながら、「VA」という擬似株式を保有することは

「個人が発行する擬似株式を保有する」=「個人の一部を保有する」

にはならないだろう。

私には「個人(VA)」をどうすれば評価できるのかが分からない。

また、そのVAは保有して、保有した人にとって、どんな利益があるのかが不明だ。

VAを売買するといっても、 買い手はいるのか。

残念ながら、この商品はとても投資できる代物とは思えないのが私の実感だ。

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