【確定拠出年金(個人型)の加入者数推移(平成27年12月以降)】
年月 | 第1号被保険者 (自営業者など) |
第2号被保険者 (厚生年金 被保険者) |
第2号被保険者 (共済組合員) |
第3号被保険者 (サラリーマンの 妻など) |
合計 |
平成27年12月 | 65,686 | 177,565 | - | - | 243,251 |
平成28年12月 (対前月比) (対前年比) |
77,249 (+816) (+11,563) |
229,065 (+5,997) (+51,500) |
- | - | 306,314 (+6,813) (+63,063) |
平成29年1月 (対前月比) |
78,769 (+1,520) |
242,156 (+13,091) |
8,722 | 1,938 | 331,585 (+25,271) |
昨年12月は加入者が約7千人増え、平成13(2001)年10月に制度が始まり、15年以上かかって、ようやくiDeCoの加入者が30万人を突破した。
平成28年末は平成27年末に比べて、加入者が6.3万人増えた。対前年増加率は26%であった。
そして、今年1月からはiDeCoの対象が共済組合員(掛金限度額:月1.2万円)と第3号被保険者(掛金限度額:月2.3万円)に拡大し、1月だけで2.5万人加入者が増加した。
中でも、厚生年金被保険者は1月だけで約1.3万人、加入者が増加した(おそらく過去最高と思われる)。
【確定拠出年金(個人型)の新規加入者(平成29年1月)】
年月 | 第1号被保険者 (自営業者など) |
第2号被保険者 (厚生年金 被保険者) |
第2号被保険者 (共済組合員) |
第3号被保険者 (サラリーマン の妻など) |
合 計 |
平成29年1月 | 2,146 | 13,928 | 8,719 | 1,912 | 26,705 |
(注1)新規加入者とは、前月21日から当月20日までの間に国民年金基金連合会で加入申出書を受付け、当月末までに入力処理した件数をいう。
(注2)1月から加入対象となる共済組合員や第3号被保険者の人数について、新規加入者数と累積加入者数に差異があるのは、新規加入者数は新たに個人型年金に加入した人数であり、累積加入者数は既に個人型年金に加入していた者が、他の種別から変更となった人数も含まれていることによるもの。
(出所:厚生労働省)
厚労省は平成29年1月分から新規加入者数を公開した。
1月は約2.7万人がiDeCoに新規加入した。
加入者数の増加は約2.5万人で、新規加入者との差分である約1,500人は年金受給などで加入者でなくなった者と思われる。
iDeCo加入者は今年に入って、大分増えているようだが、まだ被保険者全体の0.5%程度なので、普及してきたというのはまだ時期尚早だろう。
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