(半藤一利「幕末史」から)
日本人は往々にして、たしかな情報が入ってきていても、起きたら困ることは起きないことにしようじゃないか、いやこれは起きないに違いない、そうに決まっている、大丈夫、これは起きない、となってしまう。
(半藤一利「もう一つの幕末史」から)
日本人は奇妙なことに、ガラガラポンの「一からやり直し」に乗りやすいんです。今でも「維新」とか「改革」とかの声がかかると、一億一心になりやすい。(中略)しかし、事実はそんな易々とできるものではない。改革とは非情この上ないものなのです。
半藤氏の言葉は日本人の陥りやすい特徴を的確に言い表したもので、非常に印象に残った。
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